チロリアンハットとは

チロリアンハットについて

チロリアンハット（英語表記：Tirolean Hat）とは、別名チロルハットともよばれ、 ハット型の帽子で中折れ帽子の一種。全体的につば（ブリム）は小さく、前方は下がり、後ろに行くにつれて軽いカールを描くように上に向いた形をしている。後ろにかけておれたブリムが横から見たときの表情が豊かにしてくれる。
素材は固くしっかりとしたフォームが崩れにくいフェルト製で、飾り紐や羽根飾りが付いているのが特徴。一部、コーデュロイ製やツイード製のものも見受けられる。 この飾りが個性的な雰囲気を出しながらも、全体的にはコンパクトなつくりのため派手すぎずコーディネートに取り入れやすく、男女ともに人気のある帽子だ。
クラウン部分（防止の山部分）の形の種類も豊富なので、丸顔・逆三角・面長…などコンプレックスになりがちな顔型に応じた一枚を見つけやすいのも嬉しい。

顔型・体型別、似合うおすすめのチロリアンハット

チロリアンハットの起源

チロリアンハットの起源は、ヨーロッパの中部オーストリアの地域「チロル地方」だ。イタリアとの間にまたがるアルプス山脈東部の地域で「アルパインハット」と呼ばれることがあるのは、同地域がアルプス山脈の合間に位置するからだ。
　チロリアンハットはアルプスの深い渓谷に点在する街の一つ、オエッタール地方で農夫たちの防寒・実用的な民族衣装の一種としてとして誕生した。ファッションとして民族衣装の枠を超えて広がりをみせたのは1860年だの終わりごろというのが通説で、当時西ドイツの賭博場に出入りしていたギャンブル好きな伊達男たちがおしゃれとしてかぶり始めたのがきっかけだった。飾りをアレンジしてかぶる様子がファッションとしてウケたという。

ファッションとしてのチロリアンハット

帽子の活用場面としてはカジュアルシーンが多く、フォーマルとして用いられることはない。
現在では民族衣装の枠を超えて ファッションとしてタウン使い、登山の際にも用いられるなどアウトドア使いなど世界中で親しまれているチロリアンハット。持っているとファッションの幅が広がる心強いアイテムだ。

せっかくなら、本物のチロリアンハットを手に入れて長く楽しみたいという方は、職人の変わらぬ手作業による伝統的製法で今も作られている一品が見つかる、Zapfがおすすめ。
チロリアンハット専門店で、オーストリア王宮からもみとめられた師玉の一枚を手に取ることができる。
これだけの品質ながら、30日間返金保証付きで、試着感覚で返品交換を無料でできる。
気になる一枚があれば気軽に試着してみよう。